2014年01月30日

スネア

Donchuが真面目にハロプロネタを書き出したので、間に挟むようにまた音楽の話を書きます。
と言っても、私が書けるのはドラムのことくらいなんで、やっぱり興味ない人も多いかも知れませんがドラムネタです。

タイトルにある通り、スネアのことです。
スネアドラムというのはいわゆるバックビートを出す音で、4拍リズムだと主に2拍目と4拍目に「タン」と鳴ってるあの音のドラムです。
ズン・タン・ズン・タンのタンです。
関係ないですけど、仙台と言えばずんだ餅と牛タンですね。

さて、時は遡り私が初めてドラムを触った高校生の頃、文化祭でライブをやったときに現国の非常勤の先生が見に来てくれました。
そして、「全体的にイイね。スネアの音がちょっと物足りないけど」と感想をもらいました。
それから、私の課題はスネアの音量でした。
どうやったら迫力のあるバックビートを出せるか?

高校を卒業して、スネアドラムを買いました。
今でも覚えていますが、楽器屋さんで店員さんに「一番音が鳴るスネア下さい」って言いました。
値段も気にせず買ったのが今でも使ってるPerlの名器「Zメイプル」です。
よく高校卒業したてでこんなスネア買えたなぁ、と今思うと不思議ですが、それくらい当時は必死だったんだと思います。

さて、ウハウハで買ってきたものの、いざ演奏してみたら思ってたほど音が出ません。
その当時はすっかり店員さんにダマされたと思っていました。
それからいろんなスネアを叩きました。
スチール系のカンカンしたスネアや、浅胴のピッコロスネア・・・ですがどれもしっくり来ません。
特に浅胴のスネアは叩けど叩けど詰まったような音になるばかり。
力任せに叩いてみたりもしましたが、ダメでした。
半ば諦めかけていたあるとき、どうせ出ないならどんなスネアでもいいやって思って引っ張り出してきたZメイプル。

「!」
あれ?初めて触ったときと全然印象が違います。
青天井のように、出そうとすればするほど音が出る!
とてつもないポテンシャルを秘めたスネアだということに、そのとき初めて気付いたのです。

要は、そもそもちゃんと「鳴らす」技量がなかった自分が、経験を経て、Zメイプル自体もいい具合に乾いてベストなタイミングで再会したっていう感じです。

例えるなら、昔憧れで付き合ったけど不釣り合いを感じて別れてしまった恋人に数年後に再会してお互い(主に自分が)大人になっていて、最高のパートナーに巡り合ったような感覚です。
どうですか!?素晴らしき音楽の世界!ハァハァ・・・。

・・・ちょっと落ち着きます。

さて、再会してからというものの、いつでも私の望む音をちゃんと表現してくれるZメイプルちゃんですが、実はもうメーカー絶版になっていて当時のパーツはもう残っていないそうです。
シリーズとしてはリニューアルさてたりしてるんですが、現行パーツが使えません。
ということは、壊れてしまったらそれまでで、もう同じ形に修理ができないんです。

それを知ってからというもの、どちらが先にくたばるか、添い遂げる思いで愛用しています。
フープをウッドフープに交換し、スナッピーも派手さがない落ち着いたサウンドにしました。
大好きなのは60年代〜70年代のロックにある骨太な存在感のあるバックビートです。

そんなサウンドを作り出せるように、一音一音確かめるように音と会話しながら、いつかどちらから鳴らせなくなる日が来るまで付き合っていきます。

楽器との出会いは、生涯のパートナーを探す旅のようなものです。
続けていればいつか等身大の自分を表現できる相棒に巡り会います。

これからも一音一音を大切に、音を出し続けて行きたいです。

わか
posted by Mr.Right at 14:23| Comment(0) | Waka (Drums) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。